(株)テレビ岩手様に「マスター運行リモートシステム(AToM)」を納品
2023年に日本民間放送連盟賞(技術部門)で技術奨励賞を受賞した「マスター運行リモート支援システム(AToM)」を(株)テレビ岩手様からご発注いただき、納品が完了しました。本システムは、マスターメーカーに関係なく汎用的に運用可能であり、コストパフォーマンスの面も含めてシステム導入のご判断をいただきました。
2024年10月の運用開始以降、番組運行の延長処理確認や放送機器エラーのリモート対応など、日中以外の時間帯(夜間・早朝・休日)でも社外からリモート対応可能であることから、運用にご満足の声をいただいております。
2023年日本民間放送連盟賞(技術部門)で『技術奨励賞』を受賞
(一社)日本民間放送連盟が、技術開発の質的向上などを目的に 1953 年に創設した「日本民間放送連盟賞」において、STVと当社で共同開発した「マスター運行のリモート支援システム(AToM)の開発」が2023 年技術部門『技術奨励賞』に選出されました。
2018年以来5年ぶりの受賞となります。2023/11/7(火)に東京にて開催される「第 71 回民間放送全国大会」の式典席上で表彰されます。
参考:日本民間放送連盟ホームページ
放送専門誌(放送技術)に「マスター運行のリモート支援システム(AToM)の開発」が掲載されました
放送専門誌(放送技術2023/6月号)に、STVと当社で共同開発した「マスター運行のリモート支援システム(AToM)の開発」が掲載されました。
監視映像や音声などの各種信号を常時ブラウザから確認することができ、マスター監視者や編成、営業などと深夜や休日における有事発生時の緊急編成対応をはじめ、いつでも円滑なコミュニケーションが可能になり、また常時記録により事後検証などにも活用可能となりました。
参考:
放送技術2023/6月号紹介ページはこちら→
ATENジャパン株式会社様からIP-KVM系統の取材を受けインタビュー記事が掲載されました
IP-KVMスイッチを使用したリモート監視・操作系統を構築したためATENジャパン株式会社様から取材を受けインタビュー記事がATENジャパン株式会社様のホームページで掲載されました。
IP-KVMとは、接続したPC/サーバーのキーボード(K)・ビデオ(V)・マウス(M)の信号をIP化、延長することで操作したい端末をネットワーク接続しなくても遠隔操作できるハードウェアベースのリモートソリューションです。
安定したテレビ送出をするため数多くの端末やサーバーを一か所でリモート監視・操作させることで監視者の移動を減らし、少人数でも効率的に監視できる環境を構築。省スペース化と柔軟な機器構成を実現することで端末機器の増設にも柔軟に対応する事が出来ました。
インタビュー記事はこちら→
KVMマトリックス監視アプリケーションを開発しました
KVM切替器は、あらゆる場所にある多くの画面を一か所のモニターで切り替えてモニタリングすることができるシステムです。さらに、それを一か所ではなく複数の場所で見られるようにしたのがKVMマトリックスで、多くのテレビ局やアミューズメントパークなどで導入されているシステムです。
このシステムの1つの課題として、多くの場所に設置されている画面機材にトラブルが発生した際に、それらを把握することが難しいという問題がありました。そこでこの度、弊社は、KVMマトリックスを監視するソフトを開発し、デジキャス合同会社様が提供・販売するKVMマトリックスシステムのオプション製品として販売開始されました。
参考:デジキャス合同会社様ホームページ
STVテレビ新マスター切り替えが完了しました
STVテレビの心臓部ともいえるテレビマスターが約15年に一度となる更新期を迎え、3月7日(日)の朝6時から新マスターの運用を開始しました。この更新にはSTVメディアセンターの放送技術部員が中心となり携わっており、約5年前から検討を進め、その集大成として3月7日で無事に切り替え作業を終える事が出来ました。
これからも全道の皆様にSTVテレビの放送を正常にお届けできるように、気を引き締め監視業務に携わってまいります。
STVラジオの新マスター切り替えが完了しました
11月4日の早朝5時、STVラジオの新マスター設備による放送がスタートしました。
「マスター」は放送の心臓部となる機器類で、安定した番組・CMを送出するため、約15年ごとに全ての設備更新を行っています。SMCのラジオ技術担当社員は、このラジオマスター更新業務において仕様の検討段階から携わり、切り替え実施までの「大仕事」を着実に遂行しました。
これからも、全道の隅々にSTVラジオの放送を正常に届けるため、24時間体制で監視業務に携わってまいります。
設立満30年を迎えました
STVメディアセンターは令和元年7月10日で設立満30年を迎えました。
これからもSTVのテレビ・ラジオの信頼されるパートナーとして北海道の放送のお役にたっていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
STVのデータ放送 『天気』をリニューアルしました
日テクに出展しました
汐留日本テレビタワー2Fホールにて3月12日より2日間開催された日本テレビ主催の放送技術展「NITTECH2019」(通称「日テク」)に参加しました。
STVのブースでは、2018年度民間放送連盟技術部門優秀賞の「字幕付きCMファイリング支援・オンエア監視システム」の展示を行い、解説動画とオンエア自動監視デモを見ていただきながら、開発に携わった当社の社員3名が来場者対応しました。
本システムの特徴は「①字幕付きCMを登録時に規格適合チェックと共にHD/SD/携帯の3字幕を取得&比較により字幕内容の確認が容易、②オンエアでは字幕CMが正常に放送されたか自動チェックされログに記録、③結果のレポート出力」です。
今後の普及が期待される字幕付きCMですので、地区による温度差はありましたが、キー局関係者からの熱い質疑もあり、あっという間の2日間でした。
甲信地区放送局様向けにCMオンライン過渡期システムを納品しました
東北地区2社目となるCMオンライン過渡期設備の納品をさせていただきました
昨年秋、弊社開発による「CMオンライン過渡期設備」を東北地区局様に初めて導入いただいて以来、このたび同地区2社目となる納品をいたしました。
NASを必要としないXDCAMステーションだけのシステムで、そのソフトウエアのみのご発注でしたので、支給品(ノートPC、シリアルIF、ケーブル)に設定・インストールを行い、弊社のXDCAMステーションで動作のチェックしたのち荷送しました。
現地の設置や動作テストはお客様で行なわれて、弊社に数回お電話で問い合わせがありましたが、無事に稼動しているようです。
今回は、お客様の営放システムからのデータ出力が難しいため、CMバンク端末から10桁コードを取得してXDCAMステーション中のCM素材をスタンバイさせる方式でメイン運用されたいとのご要望でしたので、スタンバイ完了したCMの10桁コードをノートPCが音声読み上げする機能を追加いたしました。
運用者のスタンバイ素材確認がより容易になるはずです。
これまでの納品実績
(4社目)四国地区放送局様
(3社目)四国地区放送局様
(2社目)北陸地区放送局様
(1社目)東北地区放送局様
四国地区2社目にCMオンライン過渡期設備を納品させていただきました
今年7月にも四国地区の放送局様向けにシステム一式を納品いたしましたが、おかげさまで10月に四国地区2社目の受注をいただき、再び鳴門海峡を渡りました。弊社の製品をアドオンすることでワークフローを変えずにCMオンラインに対応でき、過渡期終了後も機器が無駄にならないとの評価でご発注されたと伺いました。
7月と同仕様のシステム納品でしたので、PC・NAS・シリアルIF・ソフトウエアなどをお納めしています。(XDCAMステーションは御支給品)
当システムの4社目の納品となりましたが、今回、設置作業が早めに完了しましたので、操作説明やシステムに関する技術説明に多くの時間を割くことができ、システムのご理解を一層深めていただきました。
四国地区放送局様向けにCMオンライン過渡期システムを納品しました
四国地区放送局様向けにPC・NAS・シリアルIF・ソフトウエアなどCMオンライン過渡期システム一式を納品しました。(XDCAMステーションは御支給品)
本システムを追加することで既存のファイル非対応のCMバンクでもオンライン入稿にローコストかつ容易に対応できます。おかげさまで3社目の納品となりました。
このたびはCMメタ表示の詳細化、再ファイルの操作性向上、未着素材のファイリング指示運用の対応などソフトウエア機能改善を行ないました。
また既設社向けにもバージョンアップCDを配布しております。
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CMの字幕制作はじめました
私たちは、できるだけ多くの皆様にテレビジョン放送を楽しんでいただきたく、CMの字幕制作をはじめました。
国内には、耳の不自由な方が約2千万人もいらっしゃいます。
番組に字幕をつける取組みは、すでに広く行われていますが、CMについても今後拡大が期待されています。
字幕は社会貢献の意義が大きく、企業イメージアップにつながります。
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または(011)272-8267 STVメディアセンター 放送部CM班まで
字幕付きCMのファイリング支援・オンエア監視システムの運用を始めました
字幕付きCMのファイリング支援とオンエアの監視システムを開発しました。
2018年2月24日より運用を始め、順調に稼動しています。
ファイリング支援では、原稿どおりの字幕文字列が重畳されているか、サービス間(HD、SD、携帯)で不一致がないかを検知します。また、搬入されたCM素材が放送規格に適合しているか判断します。もし不適合となった場合は、理由をパソコンの画面上に分かりやすく表示します。これによりCM素材の制作元へフィードバックする際の情報として役立てることができ、その後の迅速な対応が期待できます。
オンエア監視では、ファイリング時に登録した字幕と、マスターから放送として送出された字幕を比較し、異なっていればアラーム音を発します。この比較はパソコン上で自動的に行われるので、マスター監視者は字幕付きCMでも通常の監視と同様に、映像音声の監視に集中できて好評です。
自社でファイリングをしていなく、登録した字幕がない場合(ネットCMの場合)は初回のオンエアで取得した字幕文字列を登録し、次回以降のオンエアでは自動比較を行います。このほかにも、字幕付きCMが送出されていれば注意喚起音を鳴らす機能や、字幕付きCM放送実績レポートの出力機能もあります。
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北陸地区放送局様向けに CMオンライン過渡期システム(NASなし版)を納品しました
業協様より直接XDSにCMを転送する方式に対応した過渡期システムのソフトウエアとPC機材の納品をしました。
新機能として、営放からデータを受け取らなくてもバンク端末から10桁情報を得て素材スタンバイが可能になりました。
勿論、営放データの利用も可能ですので2WAY運用が可能です。
ノートPC1台とシリアルインターフェース程度のため安価なシステムになっています。
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東北地区放送局様向け、CMオンライン過渡期システムを納品しました
データベースサーバを使用しないシステムにリファインしました。WEBブラウザでのCMの新着確認や検索機能のほか、CMのPCプレビューや営放との簡易連携も従来通り可能です。納入先では2018年1月中旬よりオンライン運用を開始されています。
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